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標高1600メートルの別天地へ。キャンプインフェス「ハイライフ八ヶ岳」が発信し続けるものとは?

2020.09.02 Wed

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

 5月に東京・あきる野市のキャンプ場でスタートした野外イベント「ライブフォレスト」。6月からは配信だけではなく有料でもお客さんを入れ、7月31日から8月2日までの3日間は、「ライブフォレスト ・フェス」と銘打って開催された。

 「ライブフォレスト ・フェス」は、7月中旬以降に新型コロナウイルスの感染者確認者が東京で上昇カーブに入っている中での開催だった。コロナ禍にあってもフェスの灯火は消さない。そんなオーガナイザーのメッセージが伝わってくる時間になった。

7月31日から8月2日まで行われたライブフォレストフェス。JR武蔵五日市駅から歩いて20分ほどの距離にあるキャンプ場が会場となった。

 フェスと名乗った通り、開場時間も土曜日曜は12時と早く、長い時間を会場で過ごすことになる。マーケットも並び、まさに野外フェスを満喫する時間になった。ライブも、メインステージだけではなく、マーケットエリアでも行われている。マーケットを回遊するのもいいし、自然と共生しながら時間の流れに身をまかせるのもいい。ライブやトークがフェスの大きなお目当てではあるのだけど、それだけではないいろんな楽しみ方ができる。そんなフェスの幸福な時間と空間にいることができた。

コロナ時代のフェスのお作法として、様々なガイドラインも提示されている。標高1600メートルの風景の中でのフェス。

 「ライブフォレスト」を主催したのはアースガーデンは、秋にもフェスを開催する。「ハイライフ八ヶ岳」だ。当初は7月に予定されていたが、9月に延期になった。どう新型コロナウイルスと付き合い、その中で自分たちの楽しみを見つけていくのか。「ライブフォレスト」はキャンプ場が会場とはいえ、キャンプインは不可の日帰りのフェスだった。「ハイライフ八ヶ岳」では、おそらく多くのファンがキャンプインも楽しむ。標高1600メートルに位置していることもあり、自然との関係がより濃密になるに違いない。地元の人たちと協力してフェスという場を作っていくことの大切さ。コロナ禍ということを考えれば、そこが成立していなければフェスは開催できないだろう。フェスの中に含まれている自然や地域との共生というビジョン。フェスは楽しむ場であると同時に学びの場でもあると思う。コロナ禍におけるひとつの答えが、「ライブフォレスト」や「ハイライフ八ヶ岳」にはあるのだろう。

(ハイライフ八ヶ岳写真 = 丹澤由棋)

ハイライフ八ヶ岳2020
開催日:2020年9月12日(土曜)〜13日(日曜)
会場:サンメドウズ清里
出演:Polaris、Tempalay、Ovall、キセル、田我流、佐藤タイジ、東田トモヒロ、clammbon、加藤登紀子、ROVO、yonawo、bird、MONO NO AWARE、ほか
 

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