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GAKU-MCのキャンプのおさらい vol.1 テントの巻

2015.06.16 Tue

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

 2011年の「アカリトライブ」ではキャンピングカーで日本を一周、道中は全泊のほとんどをキャンプで過ごしたGAKU-MC。野外フェスでは出演アーティストでありながらも、自らテントを張り、音楽とキャンプを楽しむことも多いという。そんな根っからのアウトドア好きなGAKU-MCが、さらに快適なキャンプをめざしてハウツーをおさらい。

第一回目はテント。これがなくてはキャンプができません!

     

その1 テントの張り具合はペグダウンが命

 インナーテントを組み立てたら、ペグダウン(地面に固定すること)。ペグの打ち方は、少し寝かせるようにし(外側。テント本体とは反対側へ)、しっかり根元まで打つこと。そしてポイントがふたつ。まず、入口のファスナーがきちんと閉まっているかを確認すること。開いたままペグダウンすると、後で閉まらなくなってしまうのだ。次にペグはただ打つだけでなく、テントを外側へ引っ張るように打ちシワをなくす。ペグはどこか一箇所を固定したら、次は対角線を打つこと。そうすることでしっかりシワをのばせる。

      

その2 インナーテントとフライシートとのスキマが重要

 インナーテントを固定できたら、フライシートをかける。フライシートは、快適なテント生活には欠かせないものだ。暑いときは要らないのでは?と思いがちだが、夜露やプライバシーの確保にも欠かせない。また、正しくフライシートが張られていれば、風通しが良くなり、むしろテント内は涼しく雨風も受け流してくれる。ポイントは、インナーテントから少し浮かすようなイメージで。インナーテントから十分に離したところにペグダウン、スキマをしっかり作ること。このときもフライシートの入口ファスナーは閉めた状態で固定しよう。

       

その3 すみずみまできっちりと設営すること

 フライシートまでかけ終わると、テント設営も終わりに近づき、細かい部分をつい忘れがちだ。フライシートの裏側に固定用のベルクロテープが付いている場合は、ここもきっちり固定。掛け忘れ、固定忘れなどすみずみまでチェック。最後にぐるっと見わたそう。すべてのパーツがきちんと稼働することで、テントの剛性が保たれる。美しく設営されたテントは雨風にも強いのだ。

 今回はコールマン ウィンズライトドーム240を使って実践。フロント(入口側)に十分なスペースの前室が確保できるタイプだ。4人がゆったりと寝泊まりできるので、フェスにも最適。設営の詳細な流れは動画サイトでも確認できる。

GAKU-MC
1970年、東京出身。1990年EASTENDを結成。
94年にEASTEND×YURI名義でリリースした「DA.YO.NE」が大ヒットを記録、翌95年NHK紅白歌合戦出場。99年からソロ活動を開始。アコースティックギターを弾きながらラップする独自のスタンスで活動を続け、2011年にレーベル「Rap+Entertainmet」を設立。2012年には音楽イベント「アカリトライブ」を立ち上げて日本の復興活動に尽力する他、音楽とフットボールで人と人を繋げる融合団体「MIFA(Music Interact Football for All)」を設立。2014年4月、ベストアルバム『THE BEST “GRADATION”』をリリース。

               
 
■How to動画「ウインズライトドーム/240の組み立て方」
http://youtu.be/Py-GKDrnvno
     

■コールマン

         
    

■スマートキャンプ特設サイト

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