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【いまさら聞けない】アウトドア用ガス器具のキホン「あなたの器具、劣化していませんか」

(2016.08.17)

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 前回はガス燃焼器具の安全な使い方に関する全般的な注意事項についてお話しました。第2弾は、中・上級者の方にもぜひ注意していただきたい器具の劣化についてです。

 アウトドア用品をメンテナンスしながら長く使うというのは素晴らしいことです。そして中・上級者の方ほど、長くガス器具を使用されていると思います。そこで注意したいのが器具の劣化。とりわけ注意したいのがOリングの劣化です。

 Oリングとは、容器(ガスカートリッジ)と器具の接合部に使われていて、ガス漏れを防ぐためのゴム製パッキンです。これは使用状況や経年によって劣化する消耗品ですので、使用前にかならずチェックしてください。

 もしOリングが劣化した器具を使用すると、容器と器具の接合部から漏れ出したガスに引火して爆発や火災、容器の破裂などの事故につながる恐れがあります。

どんなときに劣化する?

 使用頻度が高い低いというのもありますが、使用頻度にかかわらず経年劣化することもあります。まず切れ目があったり、ささくれ、ひび割れなどは目視ですぐにわかると思います。一見してわからないのが硬化して縮んだりしている状態です。ひび割れなどがないものでも長年使用していたり、長期間保管したままだったりするものは、まず劣化を疑ってください。容器をセットしたときにガスの匂いがするようであればガス漏れですので、絶対に使用しないようにしてください。

経年劣化はだいたいどれくらいの目安?

 製造から5年が目安と言われています。ただし、使用状況や保管状況にもよりますので、お出かけの前には必ずチェックすることを習慣づけましょう。これは私の経験ですが、10年以上前に購入して、もう何年も使っていないシングルバーナーがあったのですが、先日チェックしてみたところやはりOリングのゴムが硬化していました。「もしチェックせずに使っていたら……」と想像してヒヤリとしました。

Oリングは交換可能?

 メーカーによって対応が異なると思いますので、まずは販売店やメーカーにご相談ください。交換可能な場合は、必ずメーカーの純正のものを使用してください。

Oリングを交換すれば何年でも使用できる?

 ゴム製パーツの劣化以外にも、使用状況によっては金属疲労や摩耗なども発生します。メンテナンスにもそれなりの技術が必要です。しっかりメンテナンスをして道具を長く大切にすることも素晴らしいことですが、ガス器具は年々進化していますので、新しい器具への買い替えもぜひ検討してください。

協力:一般社団法人 日本ガス石油機器工業会
http://www.jgka.or.jp/consumer/gasu-riyou/flyer/index.html

 
 
ライター
Akimama編集部
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