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ロープワークをシンプルに覚える第2弾。固結びだけでもキッチリと覚えると、キャンプ設営は簡単

2019.07.31 Wed

森 勝

森 勝 低山小道具研究家

 以前も“固結び”だけを使ったキャンプロープワークを投稿したが、山に行った時のメンバーから「ロープワークを覚えたが、どこでどの結びを使っていいのかわからない」と相談を受けた。たしかにそうだと思い、実際に山で1人用タープを張る動画を撮影してきた。“固結び”さえできれば、タープやテントに細引きを結びつけ、ペグや石に細引きを結びつけることもできる。自在結びやトラッカーズヒッチ(滑車)も“固結び”さえできれば、同じ手順で作ることはできる。

 “固結び”の難点は、固く締まると解けなくなってしまうこと。引き解けを組み合わせることで回避できるが、それでも手順が少しだけ複雑になってしまう。ロープワークの基本的な仕組みを体に染み込ませてから、他の便利なロープワークを導入したほうが理解が早いと思う。ボクは固く締まったらナイフで切っている。

 情報が少なかった昭和の時代には「ふた結びさえできればどうにかなるよ」と教えてもらい、結ぶ基本はできていた。他の便利な結び方を教えてもらった時にも、どうしてこの結び方が優れているのかがすぐに理解できた。たとえば“もやい結び”は輪っかが閉まらなく解くのも簡単など。今は最初から便利な結び方を複数教わり混乱している人が多いように感じる。

 ボクの好きなアウトドアの遊び方は、ちょっと歩けて、ちょっと地図が読めて、ちょっとコンパスが使えて、ちょっと植生がわかり、ちょっと地質がわかり、ちょっと歴史にも興味があり、ちょっと寒さ対策ができて、ちょっと暑さ対策もできる、ちょっとナイフが使えて、ちょっと火起こしも得意、そしてちょっとロープワークも出来る。どれかにずば抜けている必要はなく、ちょっとちょっとを組み合わせて、その場その場を凌げる山遊びが好き。ロープワークが苦手な方も、動画の中では同じ手順の固結びしかやっていない、ちょっと練習してみてはいかがだろうか?

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