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世界一 御殿場愛にあふれた観光ナビサイト 「INDEX GOTEMBA」が誕生しました!

(2018.03.19)

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 こんにちは! ライターの芳地直美(ホウチナオミ)です。じつは私、富士山の麓に引っ越しをすることになりました。今までは千葉の海沿いの町に住んできましたが、突然、自衛官である夫の転勤が決まり、静岡県は東部にある御殿場市へと、引っ越しをすることとなったのです。

これからの季節は、水を張った田んぼに富士山が逆さ富士となって映り込む。御殿場はまさに、富士を見るための富士見の町

 誰も知らない、初めて暮らす潮の匂いのしない街。御殿場と聞いて、思い浮かんだものは、御殿場プレミアムアウトレットと富士山……のみ。東名高速道路が通る、通りすがりの町? くらい(←失礼! )。

 まったく予備知識がなかったので慌てて調べてみると、御殿場市は静岡県東部にある高原都市で富士登山の拠点として栄え、避暑地として発展してきたとのこと。南側は駿河湾に向かって開け、陸上自衛隊の演習場、大きなゴルフ場が点在し、日本最大級のアウトレットモールである御殿場プレミアムアウトレットがあります。

富士山の東山麓に広がる御殿場市は、東名高速道路の最高地点475mがあることでも知られる高原の町。夏はとても涼しく、冬は太平洋岸に位置するため晴れの日が多い。また、東京と御殿場を往復する高速バスが頻繁に行き来しているのでアクセスもバッチリ。移住者も多いという

 引っ越し先の家の窓からは、富士山がものすごく大きく見えます。遠近感がわかなくてまるで、CGを見ているかのよう。寒い御殿場ですが、すでに麓の雪はとけ、小さなフキノトウが日だまりに顔を出しています。冷たい風を胸いっぱいに吸い込むと、心がすっと落ち着いていきます。上を見上げれば澄んだ青空の中、標高3776m、日本で一番高い山、富士山の頂上がキレイに見えていました。

 春の陽気に誘われて、さっそく御殿場の町を歩いてみれば、不思議に思う発見がたくさんありました。きっと地元の方なら、「御殿場あるある」なんでしょうが、私にとってみれば、どれもが発見であり、首をかしげることばかり。

「なぜ、御殿場には肉屋がたくさんあるの?」
「神社に空のペットボトルをさげた人がたくさんいるのはなぜ?」
「ウナギ屋さんなのに、むつごろという名前の店……」
「大きなワラジを担ぐ女子たちを見たが、あれはいったい……」
「60センチを超える巨大魚が釣れる湖があるらしい」
「東京や地方ナンバーの車が、裏通りの小さなパン屋に行列?!」

 そんな御殿場に関する疑問ばかりだった私、自分の住んでいるこの町についてもっと知りたいなぁと思っていたところ、御殿場のおすすめ観光情報が満載のWEBマガジンサイトが誕生したというニュースが飛びこんできました。その名も「INDEX GOTEMBA」。

「新橋の浅間さん」という呼び名で親しまれる新橋浅間神社。昔から多くの参拝者が富士登山前の安全祈願に訪れる神社で、境内には富士山の湧水もあり、この水を汲みに来る人も多い。

 さっそくサイトをのぞいてみると、御殿場市長インタビューや神社や町の歴史、先ほど出た肉屋さんの話、おいしいランチができる店など……、とびっきりの情報が盛りだくさんです。私が感じた御殿場の謎も、半分以上の答えがこちらのサイトに載っていました。神社に空のペットボトルをさげた人がいたのは、新橋・浅間神社という場所に湧水を汲みにきていた人たちらしく、この水で淹れた紅茶は、とてもおいしいんですって。

 インデックスと名付けられただけあり、辞書のように名前を検索すれば地元の店舗などがすぐに調べられます。街を形成している人や自然を美しくわかりやすい写真や文章で紹介していて、特集やインタビューなどは、情報というより読み物のよう。民間参加型という形をとっていて、地元の人や移住された方たちが自分たちで記事を書き、生の声を伝えてくれます。

グルメやおみやげなどの観光情報も網羅、かわいらしいステキなデザインでとても見やすいサイトだ

 なんだかうれしくなって、こちらの御殿場情報サイトを制作した田近義博さんにお話を聞くと、田近さんはUターンで、地元、御殿場に戻ってきたおひとり。御殿場にはスペシャルな魅力がいろいろあると話してくれました。

「じつは御殿場には、第一級の加工肉や馬肉、わさびや米、ウイスキー、世界金賞受賞のケーキや紅茶などがあります。やはり、ここは水がいいんですよね。世界遺産である富士山の清涼な伏流水は、御殿場にさまざまな恵みをもたらしています。東京から一時間半という近さで、箱根外輪山などの登山も楽しめ、温泉にも浸かってのんびりできます。古来、徳川家康の休憩所だったことが地名の由来でもある御殿場に、ぜひ遊びに来て欲しいですね」とのこと。

 お話を聞いた後、夕焼けを見に富士山の五合目まで歩いてみました。夕焼けは赤く山を染めていきます。街と自然がとても近い距離にあります。仕事終わりに、原生林のトレッキングにだって行けそうです。

御殿場から富士山へは原生林を抜けるトレイルをのんびりと歩くのがおすすめ。頂上に行かなくても、富士山を楽しむことはいくらでもできちゃいます。富士山を見る絶景の展望台もたくさんあり、いつ見ても、毎日見ても、富士山は違った表情を見せてくれるので飽きることはありません

 暮らしの場にする人にも旅をする人にも便利な「INDEX GOTEMBA」は、インスタグラムからの写真投稿もできますよ。私もこれから、いろいろな御殿場を発見していきたいです。

 ふと、足元を見ると雪解け水が街に向かって流れていくのが見えます。海のない街、御殿場ですが、ふかふかの雲海が遠く駿河湾まで広がっていました。


 
 
ライター
Hochi Naomi

年間150日は野外で過ごす元祖・肉食系自然派ライター。シーカヤック歴は23年、世界一周ヨットに3年連続便乗取材中。狩猟免許と看護師免許を持ち、最近はトレイルランニングにもはまっている。著書に「タムタムアフリカ」(山と溪谷社)ほか。

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