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プロデューサーが語る! ケータリングのプロも認めるワークテーブル誕生秘話

(2016.09.18)

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 テンマクデザインのコラボレーションモデル記念すべき第一弾となった「ワークテーブル」は、“チュンチュン”の愛称で親しまれ数々のアウトドア雑誌、イベント、メディアで活躍中のアウトドアコーディネーター小雀陣二氏と作り上げたキッチンテーブルである。

 4年前、とあるご縁があった小雀氏と話が盛り上がり、「自分の使いたいキッチンテーブルを作りたい!」というお話を耳にした。

 聞けば聞くほど「なるほどな」という意見やアイデアが多く、確かに今のユーザーは現行のキッチンテーブルに100%満足行くものはないのかもしれないと私自身も思い始めた。

 すべての人が100%満足のいく商品開発は不可能だったとしても、小雀氏と同じスタイル、似た道具で料理を楽しむ方にとっては100%満足のいく商品を作りたいと感じ、開発をスタート。

 天板はステンレスの1枚板で手入れがラクであり、食材や鍋などを置ける棚は2段など、コンセプトが少しずつできあがってきた。

 小雀氏のこだわったところは第一に「シンプル」。不要なパーツや機構はつけない。結果それが使いやすいテーブルの誕生につながったのだなだと思う。ふたつ折りにもできず、おせじにもコンパクトな収納とは言えないし軽いわけでもない。ただ……使ってみるともうほかのキッチンテーブルは使えないぐらい快適に調理ができるのだ。

 開発には金型への数百万の投資など資金的にも大きな壁があり途中開発断念か?と思えるシーンもあったが、多数の関係者のご協力のもと発売までこぎつけた。

 結果、高さやサイズの違う「HI」「MID」「LOW」という3つのテーブルをリリース。

 3つ同時に使うとシステムキッチンのようにも使える。高さにもこだわり、コールマンのガソリンツーバーナーを置くとバーナーのゴトクの高さとHIの高さが同じになるようにした。

 ローサイズはロースタイルのイスにちょうどよく、MIDは通常のテーブルとしても使え、各メーカーの展示会で商品展示の什器としても使用されている。単品でもセットでも快適に使える仕様とした。

 ただ、価格がほかの商品から比べると高かったため予想よりは販売が進まなかったが、ある年から突然販売数が伸びてきた。

 小雀氏がイベントでつねに使っていることもあり、また実際使ったユーザーのクチコミ、そしてなによりプロのケータリングの方が使っているのを多く見かけるころからだった。

「イベントで飲食ブースに行くとワークテーブルを発見!」

 プロに使っていただけるテーブルとして信用を得たのかも知れない。少し高くても使いやすいテーブルが支持された瞬間を見たようだった。

 それからは毎年コンスタントに売れている。年によっては売り切れるなどお客様にご迷惑をかける年もあった。

 販売からすでに4年たった今でも支持され定番になりつつある。

 小雀氏はアウトドア料理のプロ。その小雀氏が考えた道具だから使いにくいわけがない。

 そんななか、ワークテーブルをリリースして少しづつ市場の他メーカーのキッチンテーブルに異変があることに気づいた。

 ワークテーブル発売の2年後ごろからだろうか? 今までキッチンテーブルに付属している棚はメッシュの布を引っ張った簡単な物だったのが、ワークテーブルと同じスチールクロームメッキの棚に変わっていった。何年も変わりなかった各社の仕様が急に変わり始めたのである。

 これには正直驚いた。使いやすさは圧倒的にメッシュ生地より金属の棚が使いやすい。メッシュだと重いものを乗せると物が真ん中に寄ってきてしまう。

 今まで当たり前だった仕様にワークテーブルが一石を投じたのだと思う。

 これからも料理好きなキャンパーがとことん使えるテーブルとして、満足して使っていただけるよう小雀氏と一緒に改良をしながら、キッチンテーブルの定番として支持いただける商品を提供し続けたいと思っております。

(文=tent-Mark DESIGNSプロデューサー 根本 学)

tent-Mark DESIGNS&雀家
work-table HI

■本体価格¥17,800+税
■使用サイズ:85×54×85(高)cm
■収納サイズ:85×54×9(高)cm
■重量:9.4/10.1kg(約、本体/総)
 

work-table MID

■本体価格¥15,800+税
■使用サイズ:85×54×69(高)cm
■収納サイズ:85×54×8(高)cm
■重量:9.1/9.8kg(約、本体/総)
 

work-table LOW

■本体価格¥¥9,800+税
■使用サイズ:54×42×37(高)cm
■収納サイズ:54×42×3.5(高)cm
■重量:3.81kg(約、本体/総)

■共通
素材:天板/0.8mm厚SUS304ステンレススチール、脚部/Φ19.0mmスチールパイプタイプ、ラック/スチール

 
 
ライター
テンマクデザイン

2011年にアイアンストーブを発売しスタートしたアウトドアブランド。焚火と食をテーマに商品展開を行なう。堀田貴之氏をはじめ、小雀陣二氏など多くのコラボレーターとの商品開発を行なっている。

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