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【NEWS】世界最速といわれる熱伝導性!カリマー新作フリース「GRPNシリーズ」は無敵の暖かさ
2022.10.31 Mon
グラフェン(Graphene)という素材をご存知だろうか。2010年にノーベル物理学賞を受賞した炭素新素材だ。世界をおどろかせたこの新素材は、引っ張ったときに世界一強く、熱伝導性も世界最速とも言われている。
この驚異の新素材を採用したフリースを開発したのが、英国発祥のアウトドアブランドであるカリマー(karrimor)だ。ノーベル賞受賞の技術を搭載したアウトドアウエアは、どれほどの性能なのか。
グラフェン素材の特徴は、熱伝導にすぐれた軽量素材であるということ。
人体が自然と放出している赤外線を吸収し、すばやく遠赤外線へと変化させることで、強い蓄熱作用を発揮する。この蓄熱作用と、世界最速と言われる熱伝導性によって、保温機能にすぐれている。
そして、1ナノ(ナノは10億分の1)メートルという極めて薄い素材なので、非常に軽い。さらに、強さも兼ね備えており、炭素原子がハニカム構造(ハチの巣のような六角形)のように結びついているため引っ張りに強く、破れにくい。
保温性、軽量性、耐久性。アウトドアアクティビティで求められるすべての機能を備えた、理想の素材といえるだろう。
カリマーが発売するグラフェン素材採用の新作フリースジャケットは3つ。「GRPN trail mid-layer」、「GRPN half zip pullover」、 「GRPN zip-up parka」 だ。
デザインは異なるが、いずれも熱伝導、耐久性にすぐれているだけでなく、汗をすばやく外に逃す通気性と速乾性も兼ね備えており、汗をたくさんかくアウトドアアクティビティの中間着としてすぐれた一着になっている。
フリースならではのソフトな肌触りと適度な伸縮性はアウトドアフィールドだけではなく、日常生活でも愛用したくなる着心地のよさ。
「GRPN trail mid-layer」は、トレッキングなどのアウトドアアクティビティに適している。登山時にリュックサックを背負った際のショルダーハーネスによる衣服への摩擦を軽減するため、肩部分を耐摩耗性にすぐれたポリエステル素材で補強している。フルジップアップで着脱もしやすく、フードなしなので、中間保温着として活躍しそうだ。
「GRPN half zip pullover」は、重ね着としての着用を想定したリラックスシルエットを採用したプルオーバータイプ。ゆったりとした着心地で、トレッキングやキャンプシーンのみならず、デイリーユースでも気軽に着れるデザインになっている。
「GRPN zip-up parka」は、高めに設定した前立により首元からの冷気の侵入を軽減するフーディータイプ。フードが頭を寒さから守ってくれるだろう。
寒さがきびしくなってくる季節でも、快適にアクティビティを楽しみたいアウトドアファンにとって、世界最高レベルの熱伝導性を持ったフリースは心強いパートナーになる。軽くて耐久性にすぐれたGRPNシリーズなら、山行でもキャンプでも、そしてふだんのアウターとしても、さまざまなシーンで愛用できるだろう。
■カリマー/GRPN trail mid-layer(GRPN トレイルミッドレイヤー)
■GRPN half zip pullover(GRPN ハーフジッププルオーバー)
■GRPN zip-up parka(GRPN ジップアップパーカ-)