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入場無料のフェスとして10回目。三条楽音祭の行政とのDIYスピリット。

(2018.09.04)

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 新潟県三条市で、入場無料のフリーフェスとして開催を続けている三条楽音祭。今年で10回目を迎える。当初から変わらずに掲げられているテーマは「三条市と市民が一緒に作る無料野外フェス」だ。フェスに興味があったり、すでにフェスに遊びに行っている人だけではなく、地元の人も一緒に楽しめる場作りのために無料としている。

「三条楽音祭は三条市と一緒に行うイベント。半分は公共のサービスとして音楽フェスをお届けしているという全国でもそんなに類を見ないイベントかもしれません。公共のサービスなのだから、子どもが小さくてなかなかイベントに行けない人から四六時中フェス三昧の人、地元のおっちゃんまで、老若男女誰でも来てほしいんです。来て会場付近の自然の豊かさに触れて、また来てもらいたい。そんな想いから、その人の置かれた状況に関わらず、一日限りのお祭りを楽しめるよう、無料フェスとして開催し続けています」と三代目実行委員長の大橋賢太さん。

 会場がヒメサユリ森林公園。JRの駅からも遠く、普段は車で行くべき場所なのだろうけど、このフェスに限っては車での来場は禁止になっているのでご注意を。ただし心配は無用。燕三条駅と東三条駅、それと当日限定の臨時駐車場から無料のシャトルバスが運行される。

「フェス開催日は稲刈りの時期。道中、田園風景を楽しんでください。そこにはこれぞ新潟という景色が広がります。会場は小さなキャンプ場ですがロケーションは最高です。木々に囲まれ、小川が流れる会場はいるだけで森林浴気分になれますから」

 行政と市民が作り上げるフェス。規模は小さいかもしれないけど、いろんな楽しみをみつけられるという部分では、けっしてビッグフェスに負けてはいない。ライブがあって、地域に密着したワークショップや出店もあって、自然も楽しめる。充実した秋の1日になることは間違いない。
  

(写真=アリモトシンヤ)

三条楽音祭
開催日:9月9日(日)12時〜20時30分
会場:中浦ヒメサユリ森林公園(新潟県三条市)
出演:犬式、bird、TURTLE ISLAND、TUFF SESSION、SAIRU、東田トモヒロ、ほか
入場無料

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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