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7月2日は谷川岳の日。近くていい山、谷川岳に注目!!

(2013.06.12)

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一ノ倉沢の岩場は、北アルプスの剱と並び、日本を代表するクライミングの聖地。その昔から多くの山岳物語が、この岩場で記されてきました

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「谷川岳ウィーク」のフライヤー。写真は一ノ倉沢の大岩壁。谷川岳を代表する景観のひとつです。6日と7日の両日は、この岩壁を前に音楽演奏会や野点会が催される予定です

access

谷川岳はアクセスのいい山です。公共交通機関を使えば、都心から2時間ほどで入山口に到着できます。在来線なら上越線で水上駅を、上越新幹線なら上毛高原駅を利用しましょう。それぞれの駅から谷川岳ロープウェイの乗り場へまで、路線バス便もあります

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こちらは、谷川岳ウィーク開催中のお出かけマップ。山麓も山中も山頂も、楽しいこといっぱいの一週間です。天神平から谷川岳の山頂までは登りで3時間ほど。無雪期であれば、初心者でも登るに楽しい山ですよ

 谷川岳といえば、一ノ倉沢。一ノ倉沢の岩壁といえば、日本を代表するクライミングの聖地で、その昔から多くのクライマーたちが生命をかけて挑んで来た場所です。遭難事故の多さも相まって、かねてからの「魔の山」というイメージが強く残っている山ですが、その実、一般ルートからは比較的簡単に登れる山としても知られています。

 首都圏から日帰り圏内であること、谷川岳ロープウェイを使えば山頂まで3時間ほどで登れること、また、山麓の湯檜曽川沿いを歩けば、谷川岳の大岩壁群を間近に見ながらのトレッキングも楽しめます。硬軟取り混ぜた、懐の深い山なんですよね。

 そんな谷川岳をもっとよく知ってもらおうと、地元、みなかみ町の提案によって生まれたのが「谷川岳の日」です。なぜ、7月2日なのかといえば、この日は、近代登山史に「谷川岳初縦走」が正式に記録された日だったのです。1920年(大正9年)の7月2日、日本山岳会の藤島敏雄さんと森 喬さんのおふたりが地元の剣持政吉さんを案内人に、土樽から茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳を縦走し、天神尾根を下って谷川温泉へと辿り着いたとされています。

 3年前の2010年がちょうど90周年にあたっていたこともあり、地元で「谷川岳の日」を制定する動きが始動し、しっかりと形になったということでしょう。日本記念日協会にも正式に認定され、現在、7月2日は「谷川岳の日」とされています。

 この記念日に併せたイベントが、毎年行なわれています。今年で3年目となるのが、その名も「谷川岳ウィーク」です。7月2日前後の一週間を谷川岳の魅力にとことんひたってもらう期間として、みなかみ町観光協会にある「谷川岳プロジェクト実行委員会」が企画、実施しているイベントです。

 谷川岳山岳資料館館長の八木原圀明さんによる登山史を知る資料館ツアーや、2013年度のミス日本ネイチャー竹上萌奈さんと行く谷川岳エコツアー、トレイルランナー倉田文裕選手といっしょに走る初めてのトレイルランニング、山岳ガイドで植物研究家の阿部利夫さんによる天神平ツアー、一ノ倉沢の大岩壁を望みながらの音楽演奏、野点会などなど、さまざまなイベントが盛りだくさんで予定されています。

 実施期間は、7月1日の月曜日から7日の日曜日まで。6日と7日の週末2日間には、谷川岳ロープウェイのベースプラザにてアウトドアメーカーブースの出展もあり、アウトレット商品や掘り出しモノを手に入れるチャンスもあります。しかも6日の晩は、上野駅発の臨時夜行列車「谷川岳山開き」号が運行され、7日には土合霊園地にて開山祭の神事も行なわれます。

 山よし、アクセスよし、イベントよしの谷川岳ウィーク。もう行くしかありませんよね。今年の夏山事始めは、谷川岳へ! いかがでしょう?
                                                                                

■谷川岳ウィーク
期間:2013年7月1日(月)〜7日(日)
イベント:[1日〜7日]谷川岳山岳資料館館長 八木原圀明さんによる登山史を知る資料館ツアー、[1日〜7日]植物研究家(山岳ガイド) 阿部利夫さんによる天神平ツアー、[2日] 2013年度 ミス日本ネイチャー竹上萌奈さんと行く谷川岳エコツアー、[6日、7日]トレイルランナー倉田文裕選手といっしょに走る! 初めてのトレイルランニング、[6日、7日]一ノ倉沢の大岩壁を望みながらの音楽演奏、野点会、[7日]先着200名様 甘酒サービス! & 登頂記念木札販売!! ほか
問い合わせ先:谷川岳プロジェクト実行委員会(みなかみ町観光協会)TEL.0278-62-0401
                                                                       

 
 
ライター
tetsu

山岳•アウトドア関連の出版社勤務を経て、フリーランスの編集者に。著書に『テントで山に登ってみよう』『ヤマケイ入門&ガイド テント山行』(ともに山と溪谷社)がある。

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