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DILL連載第7回 100%果物だけの行動食「フルーツペーパー」を作ってみた

(2016.08.19)

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『DILL eat,life.』はアウトドア好きの
山戸浩介・ユカ夫妻が切り盛りする八ヶ岳南麓の食堂。
連載第7回目となる今回は浩介さんによる
手作りのドライフードのレシピをご紹介いたします。

 暑い季節にみずみずしさ満点で最高においしいフルーツ。とくに旬の桃やプラムは山頂でかぶりつきたいものです。

 ビタミンの補給や疲労回復にも最適なフルーツをいろいろ山や外遊びに持って行きたいのですが、やっぱりどれもこれも重い……。荷物はかさばり、現実的ではありません。

 そこで、好きなフルーツをミックスして山にも持って行ける「フルーツだけで作る行動食」を作ってみました。もちろん今回も前回に引き続きあのマシンで。

 名付けてフルーツペーパー!

 ミキサーに好きなフルーツを入れてミックスし(とろとろのピューレ状)、薄く伸ばしてマシンにかけて乾燥させセミドライにすることで、水分が抜けた分かさが減り、シート状になるので(結果)こう呼ぶことにしました。

 フルーツキャンディーやフルーツバーなるものは、今までなんとなく出会った記憶がありますが、フルーツペーパーなんてへんてこな名前のものには出くわしたことがありません。名前はさておき、果物そのものを持って行くよりはるかに軽く、かさ張らず、フルーツそのものの味を楽しめて一石三鳥なものです。

 味は、今回2種類で試してみることにしました。またディハイドレイターがない人のために、今回はオーブンでも作ってみました(末尾に記します)。

 ひとつはバナナの甘みとキウイとプラムのほどよい酸味にシナモンを加えた「エキゾチックバージョン」。もうひとつはパイナップルの甘酸っぱさと黄桃とココナッツの爽やかさが口のなかで加速する「トロピカルバージョン」。

 どちらもフルーツそのものの味です。

レシピ01
エキゾチックバージョン

<材料>
バナナ 4本(約550g)
キウイフルーツ 4個(約400g)
プラム 2個(約300g)
レモン汁(お好みで)大さじ1
シナモン(お好みで)少々

レシピ02
トロピカルバージョン

<材料>
パイナップル(今回はカットパイナップルを使用)500g
黄桃 2個(約500g)
ココナッツファイン 大さじ2ほど(じゃりじゃりっとした食感を出すために使用。もちろん入れなくてもよい。お好みで)
はちみつ 大さじ1~2(買ってきた黄桃の甘みが予想以上に少なかったので特別参加。もちろんフルーツの甘みが十分なら入れなくてもよい)

作り方(どちらも作り方は同じ)
1、材料をすべてミキサーにかけどろどろのピューレ状にする。もちろんこのまま飲んでもおいしいのです。

2、ディハイドレイトマシンに流してヘラで平らに均一に伸ばす。

3、セミドライ状になるまでマシンにかけ完成。

 さて気になるお味ですがどちらものバージョンも酸味がとてもきいていて、まさにフルーツそものものの味わいと言えました! ソフトなグミのように柔らかい食感です。

 ライト&ファストのハイカーやランナー、クライマーなどすべてのアスリートにオススメの100%ナチュラルの行動食だと思います。混ぜて乾燥させるだけで簡単に作れるので、入れるフルーツの種類は無限大。季節のフルーツを使ってぜひ作ってみて下さい。

 (おまけ)
 ディハイドレイターがない人のために、今回はオーブンでも作ってみました。

 作り方は1まで同じ。その後オーブンシートを敷いた天板に薄く伸ばし、100度に予熱したオーブンで約2時間ほど焼けばできあがり。ただしピューレの水分量や天板に伸ばしたときの厚みなどによって焼き時間は変わるようです。ヤケドに気をつけながら触ってみて指にベタベタとくっつかなければOKということにしてください。

(文・写真=DILL山戸浩介)

 
 
ライター
DILL eat,life.山戸浩介・ユカ夫妻

八ヶ岳南麓の食堂『DILL eat,life.』のオーナーである山戸夫妻。アウトドアの輸入代理店のスタッフだった浩介さんと料理研究家のユカさんが、食を中心とした山での暮らしや遊びの提案を行なっている。http://dilleatlife.com

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