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材料はお好みで! “セルフ”でおいしい焚き火フレンチトースト

(2016.09.01)

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「おいしい食」と「豊かな自然」との強い結びつきを感じながら
活動するフードコーディーネーター蓮池陽子さん。
連載7回目はちょっと変わった炙りものレシピです。

 9月になり、夜がだいぶ涼しくなって、私の暮らす東京でも秋の虫たちのキレイな音色が聞こえてきます。

 私はフードコーディネーターとしてアウトドア関係でも仕事をさせていただいているのに、虫に刺されるのも、暑いのもあまり得意ではないので、秋の到来がいつも待ち遠しいのです。

 そんな秋ですが、秋といえば「食欲&焚き火」。

 秋は夜長ですし、焚き火を囲むのに最高の季節です。今回はそんな秋におすすめしたい子どもから大人まで楽しめる「焚き火フレンチトースト」を紹介します。

 フレンチトーストは、とてもおいしいのですが、大勢のキャンプで何枚も何枚も焼き続けるのは、料理好きの私でもいささか萎えてしまいます。そこでフレンチトーストも“セルフスタイル”にしてしまおうと考えたのがこれです。

 フレンチトーストの液(今回はチョコとプレーン)とパン、それに焚き火で炙るとおいしくなるものを準備します。

 この焚き火で炙るものは、できれば半生で食べてもよいものがおすすめです。今回はミニトマト、ベーコン、ソーセージ、マシュマロ、バナナを準備しましたが、このほかリンゴ、うずらの卵などもよいかもしれません。

 液は最後にハチミツやメープルシロップをかけなくて済むよう、あらかじめ入れちゃうズボラ戦略でいきましょう。

 あとはお好みで自分の串に具材を刺して炙るだけです。
左はチョコ味のフレンチトーストをバナナとマシュマロで挟み込んだセット。右はベーコンとトマトのおつまみセット(トーストではないですがご愛嬌!)
 子どものおやつにもなるし、大人のおつまみにもなるし〜。あぁでもダメな大人の私は、子どもにお願いして焼いてもらっちゃうかもしれない。

 串はアウトドア用の竹串で大丈夫ですが、中にはこんなおもしろい物も。

 ポケットサイズの炙り用串「グランパズ・ファイヤーフォーク」。アウトドアでほどよい太さの木があればどこでも炙れるというもの。東京・吉祥寺の雑貨屋さんで見つけた私は、これこそ私のための物と即お買い上げでした。

 もし森で拾った木などを串にする場合は、毒のない木を選びましょう。

 そして先端は少し斜めに切るとよいでしょう。

 以下は各液の作り方ですが、天ぷらの衣と同様に冷たい牛乳に卵を割り入れ混ぜると白身がすぐになじんで簡単にまざりました。調理方法も時々常識を疑うことが必要のようです! 備忘録を兼ねて書いておきます。

フレンチトーストの液の分量と作り方
■プレーン
(材料)
卵 1個
牛乳 80ml
砂糖 大さじ1〜
メープルシロップ お好みで
(作り方)
冷たい牛乳に卵を割り入れ、泡立て器でよくかき混ぜ、砂糖やメープルシロップを加えてよく混ぜます。

■チョコレート
(材料)
卵  1個
牛乳 80ml
ミルクココア 大さじ2〜
お湯     大さじ1〜
(作り方)
冷たい牛乳に卵を割り入れ、泡立て器でよくかき混ぜ、お湯で溶いたココアを加えてよく混ぜます。

 
 
ライター
蓮池陽子

フードコーディーネーター。都内ビストロ勤務を経て、料理・製菓講師に。その後アウトドアでの料理や、山菜など自ら採取をする中で、おいしい物と豊かな自然が密接な関係にあると開眼。「食」のストーリーを追い求め、登山や釣りなど本格的なアウトドア活動も行なっている。著書に『仕込んでいくから失敗しない66のレシピ キャンプの肉料理』(オークラ出版)。http://atelierstory.jp/

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