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本音を言えば知られたくない穴場のキャンプ場見っけ!

2014.07.04 Fri

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

 新潟県は越後湯沢の山間に「湯沢リバーサイドキャンプサイト&カフェ」という名のカフェ付きのキャンプ場がオープンするというので、気になった取材班は早速現地に行ってみました。

 そもそもこちらのキャンプ場、湯沢温泉スキー場隣接のホテル「ルーデンスヴィレッジ」の付帯施設で、毎年9月に開催される「湯沢リバーサイドジャムキャンプ」というフリーフェスの会場にもなっていたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。そのキャンプ場が、この7月からカフェ付きのキャンプ場としてリニューアルオープンすることになったそうです。

 このキャンプ場のロケーションですが、目の前には魚野川の清流が流れ、背後には神立スキー場と峰を同じくする正面山がそびえています。キャンプサイトは木立に囲まれた木洩れ日が気持ちいいフリーサイト。思いっきり遊べる芝生の広場もあります。そして今回のリニューアルで新設されるカフェでは、自家焙煎のオーガニックコーヒーや、魚沼産こしひかりを使用した米粉のクレープ等を用意しているそうです。

 管理人の伏見さんにお話を聞いたところ「カフェ付きのキャンプ場と謳っていますが、実際のところは、キャンプ場付きのカフェとして考えています」とのこと。“キャンプ場付きのカフェ”って聞くとカフェに小さなキャンプ場が併設されているというイメージですが、とんでもない! キャンプ場のスケールがハンパないです。フリーサイトなので区画数は明確じゃないんですが、200組ぐらいは余裕で入れそう。ただし水場やトイレが少ないので、高規格キャンプを期待する人にはちょっと厳しいかな。それとサイトはオートキャンプサイトではないので、荷下ろし後はクルマを駐車場に移動させる必要はあるそうです。
 「常にフェス気分を味わえるキャンプ場として、音楽や、ワークショップといったコンテンツを厚くしていきたいんです。山のカフェで聞くチルサウンドというテーマで、様々なアーティストやDJにミックスをお願いして、そちらも配信していきます。そういう意味でラウンジスタイルのキャンプ場と勝手にカテゴライズしてます」。
なるほど、それは新しいカテゴリーですね。

 個人的に気になったのが、朝の8:00から日没までの間ならチェックイン・チェックアウト時間がほぼフリーってこと。つまり1泊2日でも初日の朝から翌日の夕方までたっぷり&のんびり遊べるってことですよ。朝食食べたら即撤収といったあわただしさとは無関係。これはうれしいですね。

 それと、フジロックに行かれる方へ耳寄りな情報です。フジロック開催期間中は、併設のホテル、ルーデンスヴィレッジから越後湯沢までシャトルバスが運行されるそうです。惜しくもキャンプチケットを逃した方は、こちらにキャンプインして会場に通うなんてこともできますよ。

 ロケーションといい、漂うバイブスといい、ゆる〜くてステキなキャンプ場です。本音を言えば「あまり知られてほしくない、穴場のままでいてほしい」ってのが正直な気持ちなんですが……それじゃまずいですよね。正式オープンは7月12日予定で、ただ今絶賛準備中だそうです。オープンが待ち遠しいです。

詳しくはこちらのWEBサイトへ
湯沢リバーサイド キャンプサイト&カフェ

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

フリースタイルなアウトドア系野良ライター。キャンプよろず相談所のリペア隊長としても活動中。サーフィン、スノーボード、キャンプ、フェスで一年中真っ黒。

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