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「白馬山案内人組合」創立100周年を記念したWEBサイトから学ぶ白馬今昔。

(2019.06.15)

登山のTOP

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写真はこの5月25日に開催された白馬連峰開山祭の様子。白馬の山々を知り尽くした「今」のガイドたち。ここに至るまでの100年の歴史が詰まったスペシャルサイトに注目!

 白馬山案内人組合、と見慣れぬ文字面が並ぶ。パッと見では、何のことやらと思ってしまうところだが、次の瞬間には意味が見て取れるはず。「白馬」の「山」の「案内人」の「組合」。つまり、白馬岳をベースに活動するガイド集団というわけだ。この組織名、日本で山登りを趣味とする人なら、一度は耳にしたことがあると思うのだが。はたして。

 白馬山案内人組合といえば、いまから遡ること100年。1919年に組織された国内最古のガイド組合のひとつである。令和に改元となったいまとなれば、指折り数えて3つ前の大正期につくられたものとなる。いや古いと思いつつも、いまの白馬界隈の山のにぎわいを考えれば、先見の明があるというのだろうか、日本のアルピニズムを牽引してきた当時のひとたちの視点の新しさには関心のほかない。

 まだまだ山の黎明期だったこの時期、すでに白馬岳の山頂には岩室を改造した頂上小屋ができていた。日本で最初の営業小屋だとも言われている。そして、白馬山麓の山案内人25人が集まってできたのが、白馬山案内人組合の前身となる白馬岳登山案内者組合だった。白馬岳が人々を牽引していったのか、人々が白馬岳を人気の山に押し上げたのか……ともかくも、白馬界隈には、日本登山界の歴史がギュッと詰まっている。

 時代は変われば変わるもの。この度、白馬山案内人組合の創立100周年を記念して、WEB版のスペシャルサイトが完成した。上記にあるような白馬の登山史が、豊富なアーカイブ写真とともに編集され、わかりやすく掲載されている。

 こちらのサイト、実はアウトドアブランドのミレーと白馬山案内人組合がタッグを組んで立ち上げたもの。なぜかと言えば、ミレーは長年、白馬のガイドたちをサポートしながら共同で商品の開発にもあたっているから。当地のガイドたちのウェアには「M」のロゴマークが見て取れるはず。それだけ、お互いの信頼も厚いということだろう。

 サイト内では、フィールドインプレッションばりのガイドたちの生の声も載せられており、ミレー商品の紹介にもひと役買っている。白馬の登山の歴史にガイドの紹介のほか、ウェアの選択肢まで広げてくれるバランスのいいサイトに仕上がっていると思う。

 梅雨が明ければ、夏山シーズンも本格開始。まずは、WEBサイトで白馬山域の脳内イメージを膨らませておきましょ。雨で山に行けない日々に、あの頂に思いを馳せて。
 

◾️白馬山案内人組合100周年スペシャルサイト
・白馬岳登山と山案内人の歴史
・白馬山案内人組合と山を楽しむ
・白馬山案内人組合を訪ねて
・白馬山案内人組合を支えるプロダクト
・注目イベント

 
 
ライター
Akimama編集部
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