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ファミリーで楽しめる本物のジャングル!! アマゾンでピンクのイルカに会いに行く。その2. 

(2014.08.12)

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アマゾンの水没したジャングル、浸水林。カヌーは、この森のなかを縫うようにして進みます。これぞ、究極のアマゾン時間!!

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アマゾンは水が少ない時期と多い時期によって様相がまったく異なります。高水位期(3〜7月)は浸水林をカヌーで探索できますが、低水位期(8月〜2月)は動物ウォッチングや釣りに適しています。雨季は12〜5月

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トレッキングガイドの蚊除け法。木にできたアリ塚をコンコンと叩くと、たくさんのアリが巣からでてきて手を登っていく。手についたアリを顔などに潰しながらなすりつける。潰されたアリはハーブのような匂い。「蚊にはさされないけど、つける時にアリに噛まれる」そう

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地元民、カボクロの生活も見学できます。カボクロとはブラジルの原住民インディオと入植した白人との混血の人々のこと。アマゾン川流域のカボクロたちは「電気はなく水は雨水を貯め、入浴するのは川」という生活を続けているとか。右下の写真は、ココヤシの種のなかで成長する芋虫くん。お味もなんとココナッツ味。栄養満点でカボクロの人々の朝ごはんに

アマゾンでピンクのイルカに会いに行く。その1.から続く

      
 旅行者が体験するアマゾンは、ジャングルのほんの入口にすぎないからなんですよね。

 アマゾン川流域の熱帯雨林は世界最大。地球上に残る熱帯雨林の半分を占め、日本が14.5個も入ってしまうほどの広さです。

 熟練したガイドでさえ、自分のテリトリーを越えた奥地に立ち入ることは無謀だといいます。

 ですから、ジャングルトレッキングは必ずガイドといっしょに。

 ひとたび密林のなかに入ってしまうと、来た道も方向感覚もなくなり、しかも40度近い暑さと80%以上の湿度。

「遭難したときには、この葉っぱやこの芋虫を食べれば4日間くらいは生きられる」などということをトレッキング途中にガイドから教わりましたが、ガイドなしでは間違いなく遭難するし、遭難したら死んじゃうなぁなどと考えながら歩きました。

 一方、川の上は比較的安全。ガイドなしでもカヌーで探検することができます。
 
 家族5人が無理やり気味に乗り込んだカヌーは水が入ってきそうなほどずっしり浸かってしまい、「大丈夫か?」という緊張感と共に出発。

 海と見まがうような大河を渡り、浸水林のなかを縫って進むのは、これぞアマゾンという時間でした。

 水没したジャングルに分け入ると、ケッケッケッケッとか、キョーッキョーッとか何種類もの鳥や猿や虫の鳴き声が同時に聞こえてきて。ガサガサっと木が揺れるたび、子どもたちは硬直して森を見つめていました。

 広大なアマゾン川流域には、ジャングルロッジという滞在施設がポツリポツリとあり、どのロッジを選ぶかで滞在の質が変わってきます。

 公共の交通機関などありませんから、空港からの送迎(車&ボート)もロッジがしてくれます。滞在中の全アクティビティもロッジが主催するツアーから参加したいものを選択。

 つまりは航空券とジャングルロッジだけインターネット等で予約すれば、簡単に旅行手配ができてしまう場所なんですね、アマゾンって。

 ハードな滞在は苦手だからホテルのようなところがいいとか、それとも電気や温水シャワーに制限があってもできるだけ奥地で冒険気分を味わいたいとか、アマゾン旅行を考えている方はまずはジャングルロッジ選びから始めてみてください。

 ピンクイルカに会いたい場合は、そのロッジがイルカツアーを催行しているかどうかも、確認お忘れなく!

(文・写真/小宮華寿子)
 

 
Akimamaブラジル特派員

小宮華寿子


ブラジル在住のフリーランスライター。Akimamaのメンバーとは昔からの浅からぬ縁で、ブラジルからホットは話題を伝えてくれる心強い味方に。リオデジャネイロ州のレゼンデという街に暮らしている。育ち盛りの男児2人、女児1人の母。ブラジルのいまをAkimama目線でレポートしてくれます! web版『地球の歩き方』でも活躍中。詳しくはコチラ

 
 
ライター
tetsu

山岳•アウトドア関連の出版社勤務を経て、フリーランスの編集者に。著書に『テントで山に登ってみよう』『ヤマケイ入門&ガイド テント山行』(ともに山と溪谷社)がある。

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