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<老舗山専>さかいやスポーツ 3月の売れまくりアイテム7選!

(2016.04.10)

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東京・神田に店を構えて60年。
多様なブランド展開と取り扱い数に定評のある
「さかいやスポーツ」の高橋典孝さんに
3月に売れたものを教えていただきました!

シューズBest1
■アルトラ/オリンパス2.0
¥17,500+税


「オリンパスの改良モデルが満を持して登場。幅広、ゼロドロップ、メガグリップ、MAXクッション……とトレランシューズの今の流行がてんこ盛り! 売れるかな~、売れるんだろうな~、と思ったらやっぱり売れました(笑)。やっぱりいい物はいい! を再確認したトレランシューズです」

幻のブーツBest1
■ラ・スポルティバ/トランゴ アイス キューブ GTX
¥85,000+税


「高いフィット感と適度な保温性能でアイスクライミングはもちろん冬季の山行に最適。冬靴では考えられない重量(EU42サイズで片足690g)も魅力です。冬の鉄板登山靴のはずが……この冬の異常な暖かさよ! 雪が降らない、氷がつかない。でも、やっぱり一部のコアなクライマーたちの人気は絶大でした。これは幻のBest1ということで……(笑)」

シュラフBest1
■NANGA×さかいやスポーツ/Nero Lite 0 (ダウンシュラフ)
¥31,000+税


「日本を代表するダウンシュラフメーカー“NANGA”と私たちさかいやスポーツのコラボレーションシュラフ第二弾です。このシュラフ何が素晴らしいって 最高に無難! いやいや中途半端! ちがうちがう、“最高にオールマイティー” !!。自分でいうのもナンですが、価格も使えるシーズンもコンパクト性能も、本当に絶妙なところをついています」

「それでは、今までの春夏秋の3シーズンモデルダウンシュラフ(実質2℃~くらいの環境かな?)の購入パターンを妄想してみましょう。

このクラスを検討されている人の本命は「モンベル ダウンハガー900 ♯3」か「モンベル アルパインダウンハガー800 #3」あたりだと思うのですが、価格と重量を見比べると、総重量573g・800フィルパワーダウンで¥24,500か、総重量540g・900フィルパワーダウンで¥41,500を天秤にかけることになります。

軽量・ふかふかで暖かい900がいいけれど、¥41,500はちょっとな〜、800だとグンとリーズナブルになるけど重さとカサがちょっと……。それでは同じく日本のシュラフブランドの雄、イスカの「エア280X」はどうだ! 平均重量550g、800フィルパワーで¥27,000。うんちょうどいいけど、あれ? けっこうカサが張るぞ!?

……そんな人に「Nero Lite 0」! ダウンはナンガの高品質860フィルパワーヨーロピアングースダウンを250g封入し、総重量がなんと510g(実測)。軽い! それでいて先の3モデルよりカサ張らずコンパクト。価格は非常に良い所をついた¥31,000。バランスがとれた作りに対して、見た目はバリバリに尖がった“オールブラックカラーに赤ステッチ、ハーフジップ”とマニア心をくすぐる感じです。ね、いいでしょ? 現在話題沸騰中です」

「こんなにちっちゃいのに、広げればこのロフト。暖かさは諦めたくないけど、軽量コンパクトにしたい人におすすめです」

レインウェアBest1
■ティートンブロス/ブレスジャケット&ブレスパンツ
¥35,000+税、¥22,000+税


「換気性能が非常に優れた防水透湿素材“ポーラテック ネオシェル”を使用したミニマルなジャケット&パンツ。大人気です。

そもそも多雨多湿な日本の環境の中で、しっかりと身体を守り耐久性に優れた防水透湿素材は“GORE-TEX”なのは間違いありません。

しかし、様々なアウトドアアクティビティがある中では、雨や風から“ある程度”身体を守りつつも、しっかりと衣服内を換気してドライな状態を保つことが最重要な、運動性の高いアクティビティを楽しむ人たちもいます。

そんな人たちのために、多少の防水性は犠牲にして(といったって10,000+mmの防水性は結構なもの!)透湿換気性能を高めた生地が“ネオシェル”です。雨の中を走り抜けるトレイルランナーや、豪雨の中でも前に進み続けるファストパッカーのためのレインウェアーとしては最適な素材だと以前から思っていました。

……でも、でも現れないんです“ネオシェル”を使った軽量薄地のレインウェアーが! 地厚で機能がてんこ盛りのアルパインジャケットやオーバーパンツは多くの海外ブランドがリリースしていますが、“ネオシェル”の薄手はほんとに現れかった。

『やっぱり日本の環境は特殊だからな~。海外ブランドに“ネオシェル”のレインウェアーは需用が無いのかな~。透湿換気性能が優れているのに生地が厚くて運動性が落ちたら意味ないじゃない。それにムレそうだし』なんて思っていたら、やってくれたのがティートンブロス! さすが日本ブランドです。

ブレスジャケット&ブレスパンツは極力無駄を省いた“ネオシェル”のジャケットとパンツの春モデルです。ジャケットはプルオーバータイプで221g!(M実測)防水透湿ジャケットとしては驚きの軽さと使い勝手の良さ。しかも全国100着限定。パンツもこれまた無駄を省いた177g!(S実測)。

スリムなシルエットにサイドジッパーまで省いてしまったこのモデル。『サイドジッパー無しなんてレインウェアーとして使えないよ!』って怒りだす人もいそうだけど、割り切って使えばいいし、天候悪化しそうなときは始めから穿いちゃえばいい。ほんとに便利です。足元スッキリでサクサク走れて、おまけにムレない。これは今シーズンも人気が大爆発の予感がします。発売したばかりなのに、すでに完売しそうな勢いです。やっぱりやりますね、ティートンブロス!」

クライミングパンツBest1
■ザ・ノース・フェイス/アルパインライトパンツ
¥15,000+税


「TNFの看板になったといっても過言ではない、オールシーズン使えるクライミングパンツ。品番52927といえばコレ。いったい何シーズン売れ続けるのか、大ベストセラーです。

ちょうど良い厚みで、肌面サラサラのWフェイス加工が厳冬期の雪山でなければ使うシーズンを選びません。もともとクライミングパンツでハーネスをつけるために余計なもの(ウエストベルトやベンチレーションね)を省いたデザインだから、スッキリ細身でイケてる!

それでいて価格は¥15,000……、アレ? ちょっと高め……いやいや、この価格を出すに十分値するパンツです! ちょっとしたトレッキングからアルプスの岩稜帯までフルカバーするからまずは一本持っておきたい逸品。穿いたら病みつき、やめられません」

バックパックBest1
■マウンテンハードウェア/スクランブラーRT35アウトドライ
¥20.000+税


「1気室のメインコンパートメントの中に、ぐるりと防水透湿メンブレンを貼り巡らせたアウトドライテクノロジーパックの最新バージョン! なにがすごいってこのバックパック、内側の防水透湿皮膜が継ぎ目なく貼られています。これ、どうやって作っているのでしょうか??

まったく引っかかりがなく、つるつるしているから荷物がスルスル入っていくので、荷物それぞれにビニール袋やスタッフバックに入れるなどの防水処理を施す必要がありません。なんでもギューギュー押し込んで、ロールトップで締めあげればパッキング完了。この使い勝手はたまりません!

昨年から発売されているスクランブラー30も素晴らしいバックパックですが、惜しい点としてヒップベルトがとってもチープだった……。積極的にベルトを使う大きさではないというメッセージなんでしょうが、ショルダーハーネスもこれまたペラペラだったから荷物満載のファストパッキングはきつかった~(ファストパッキング用パックじゃないからあたりまえですが)でも、このRT35では小物収納ポッケのあるちょっと立派なヒップベルトがつきました」


そんなわけで、非常に特徴的で便利なこのバックパックは発売と同時に大人気! お客様がたはほんとに新しい情報をよく知ってるな~と、妙に納得させられるおすすめバックパックです

3月の総評
「売れ行き、売れ線にも今シーズンの暖冬と雪の少なさが大きく影響しました。現在、お店に訪れているお客様がたを見ていると、雪遊びで発散できなかった気持ちを夏山で爆発させようとしている気運を感じます。しかし、ちょっと待った! みなさんはフラストレーションを溜めていらっしゃるかもしれませんが、お店はそれに加えて在庫も溜めています。つまり、今年のセールは例年にも増してお買い得です! 来季に向けて雪ものを購入するなら、今しかありません。ダウンジャケット、ブーツそのほか大きい買い物はこの春がおすすめですよ!」

「いや〜、やっぱりいいですよね、山!」

 
 
ライター
Akimama編集部
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