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ハイドレーションパック。もしかして、こっちの方が乾きやすい!?

(2016.07.19)

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 暑い暑い、連日暑い。こうも暑いと、早く標高を上げて、涼風の吹く山稜へと向かってしまいたくなる。週末の休みよ、早く来い〜! 山に行きたいゾォーと心の中で叫びつつ、山道具を揃えていたら……そういえば、こんなハイドレーションも持っていたなぁと懐かしの品を手にすることに。

 いまや巷では、プ○ティパスのハイドレーションばかりが目に付きますが、いやいや、いろいろとあるんですよね。キャ○ルバックだってそうだし、ハイ○ラパックもあるし、ソースだってある。そう、ふと手にしたのは(○伏字のない→)ソースのモデル。かつて、あっちもこっちも試してみようと、ハイドレーションを買い集めたときに手に入れたものだった。

 ハイドレーションは確かに便利。チビリチビリと水を飲むことによって、気づかぬうちの脱水症状を防ぐ、という意味もあって、よく推奨されてますよね。使い初めは抵抗感抜群(もう20年くらい前の話ですが)だったのだけど、いつの間にやら無抵抗主義となり、山では常に携帯しているハイドレーション派となってます。でも、どのモデルもそれなりに一長一短で、使いよくもあり、使いにくくもあり……。

 先日、Akimamaで爆発的に読まれた記事(【戦ってみた】プラティパスをもっとも速く乾かす選手権)からもわかるように、ハイドレーション派の人はかなりの数に上るようですが、このハイドレーションの最大のネックはやはり「乾きにくさ」にあると思います。

 だから、「手ぬぐいを丸めてインすべし(口は上)」という速乾の手法をわが仲間が実験の末に編み出したのだけど、考えてみたら口がパカーッと開けられた方が便利だったりして……(中、ふけちゃいますもんね)。

 そう、ソースの一長はココにあります。構造的にアタマの部分がフルオープンするようになっていて(折りたたんでスタイダーでしっかりとロックできます)、水を入れるときにも便利なことこの上ないのだけど、使い終わった後にその真価が発揮される!!(もちろん、チュウチュウしているときの飲みやすさも抜群です)。

 だって、口を開けて水をサッと切った後に、乾いた布で拭ってしまえばもう事後のメンテナンスは終了となるのです(ちなみに、素材の樹脂がツルツルなので汚れなんかも付きにくい仕様に)。

 それでも、イヤイヤ、拭っただけではちょっと不安なんて方には、ソースならではのオススメの技がある!
 
 ソースの顔ともいえるこの半透明の丸穴ふたつ。これは、水を入れるときに口を大きく開くためにつまんで使うものなのだけど、リザーバーの中身を空にしたら、ここにスライダーをザクッと差し込んでみてください。

 ほら、手を離しても、ソースの大口はパカッと開いたまま。これなら、ほぽっておくだけで、あとは時間が解決してくれるはず。いやはや、“ほぼ”メンテナンスフリーですよね(本体だけの話ね)。

 これは便利な機能だなと思うのだけど、どうでしょうね、先の「ハイドレーション、はよ乾かんかいレース」に、今度エントリーしてみようかなー(内々の話で恐縮ですが)。プ○ティパスに真っ向勝負!?

 そうそう、ついでなのでプラスアルファのソースの機能をもうひとつ。

 この暑い時期には嬉しい機能でして、なんとソースのハイドレーションはまんま凍らせてしまってもOKなのです! もちろん水を入れる量には気を使う必要はあるけれど(パンパンだと、物理的に壊れる可能性あり)、パック自体が堅牢設計なので、低温でもリザーバーの素材には影響が出ないんだとか。

 あまりに冷たい水はカラダにはよくない、とは確かに言われますが、イヤイヤ、この暑い時期にはゴクッと行っちゃいたいものです。ぜったい、珠玉のようなあま〜い水となることでしょう。

         

■ソース/ワイドパック2.0ℓ
価格:4,500+税
サイズ:19.5×35.5cm
重さ:170g

 

 
 
ライター
tetsu

山岳•アウトドア関連の出版社勤務を経て、フリーランスの編集者に。著書に『テントで山に登ってみよう』『ヤマケイ入門&ガイド テント山行』(ともに山と溪谷社)がある。

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