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雑木林で夏を先獲り!
色白ムッチリバディを磨き上げる

(2013.01.24)

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「私、今は色白だけど、夏にはツヤッツヤの黒光りする肌を手にいれますから!!」

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慎重に土を掘り返し、コロコロとした糞を見つけたらこっちのもの。土の表面を削ぐように掘り進むと、出たぜムッチリちゃん!

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「1匹いたら……」の法則はカブトムシにも適用。少年時代なら興奮して過呼吸になりそうな光景も、いまならきっと、冷静に対処できるはず。

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とくに大きなケースを用意しない限り、飼えるのは1、2匹。その場の腐葉土や朽木と一緒に持ち帰る。幼虫はつぶれないよう、硬い別のケースで持ち帰るのがベター。

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帰宅したらどこの家にでもある、夏が終わってから放りっぱなしの飼育ケースを引っ張りだす。入っている飼育用マットは再利用可能。湿らせてから、持って帰ってきた腐葉土、朽木と合わせる。乾燥しないようラップをかけ蓋をしたら、日陰に置き夏を待つ。

 みなさん、夏の準備はできていますか? 「夏? まだ早ぇーよ!」と思ったあなたにはノンノン! 来たと思ったらあっという間に去ってしまうのが夏の常。うかうかしているうちに夏に乗り遅れないよう、いまのうちから準備しておきましょう。ツヤツヤの精悍な体を手に入れるには、色白ムッチリバディを今から磨き上げなくてはいけません。

 まず用意するべきはスコップ1丁と丈夫なビニール袋ひとつ。そして、これらを携えて向かうのは、冬枯れの雑木林。林縁を散策していると、使い古したシイタケのほだ木や、落ち葉などを積み上げた堆肥をつくるための塚があるはずです。この積もった落ち葉をかき分けると、現れるのが色白ムッチリバディ! そう、カブトムシの幼虫です。

 夏の終わり、交尾を済ませたカブトムシのメスは、朽木や落ち葉の積もった場所に潜り込んで産卵します。卵からかえった幼虫たちはモリモリ朽木を食べて、今時分には小ぶりのドーナツくらいの大きさになっています。カブトムシは一度に数十個の卵を産むので、1匹見つければ近くから数十匹の幼虫を見つけられるはずです。孵化からすでに半年近くが過ぎ、幼虫たちには明らかにサイズの違いがでています。このなかから大きなものを選び出し、飼えるぶんだけの幼虫を持ち帰りましょう。カブトムシの幼虫は卵から成虫になるまでに2~5リットルほどの腐葉土を食べるといわれていますから、管理できる腐葉土の量からおのずと飼える総数が決定されます。

 幼虫を持ち帰る際には、幼虫がいたところの腐葉土と半腐れの朽木も一緒に持ち帰りましょう。カブトムシの幼虫は、土そのものではなく、土に還りつつある落ち葉や朽木を食べているからです。飼育ケースは市販の虫かごやバケツでOK。3匹以上飼いたい、という場合は衣装ケースなどが適しています。ケースに適度に湿らせた腐葉土と幼虫を入れたら、土が乾燥しないようラップなどをかけてから蓋をし、直射日光のあたらない場所で保管します。あとは夏が来るのを待つばかり。寄生虫や病原菌にやられなければ、初夏にごそごそと黒光りするカブトムシが出てきます。

「カブトムシはもう卒業した」なんて男子や「虫はちょっと……」なんて女子にこそ飼ってほしいカブトムシの幼虫。飼育ケースごしに展開される成長や蛹への変態、羽化する様は、きっとあなたの「センス オブ ワンダー」を呼び起こしてくれるはずです。

 
 
ライター
Akimama編集部
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