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あこがれの夜行寝台特急「サンライズ瀬戸」に乗って〈えひめさんさん物語〉に行ってきました。

(2019.08.02)

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11月24日まで、現在開催まっただ中の大規模イベント
「えひめさんさん物語」。
その開催地である愛媛県の東予地方をめざして
2名のAkimama読者の清水あかね&みさき姉妹が旅を始めました。
第1回は、あこがれの寝台列車を使ったアクセス編。
旅は始まったばかりです!

こんにちは〜! 妹の清水みさきです。私たち姉妹は「キャンプよろず相談所」のスタッフとして、一年を通し、東北から沖縄まで、日本全国津々浦々、数多くの野外イベントの制作運営に関わっています。年間100日以上、ほぼ毎日がアウトドアな「旅暮らし」と言ってもいいですね。

姉のあかねです。私も旅が大好きですが、今回のイベント〈えひめさんさん物語〉の舞台でもある四国には、あんまり縁がなくて、しまなみ海道のサイクリングやお遍路なんかにもいつか行ってみたいとは思っていたんですが……。

私たちは横浜育ちで四国にはなかなか行く機会がなくて、そこが愛媛なのか香川なのかさえ、これまであまり気にしたこともありませんでした。すみません!

恋人たちの聖地と呼ばれる具定展望台から望む、新居浜から四国中央市へと広がる瀬戸内海に面した工場地帯。

ちなみに〈えひめさんさん物語〉は、愛媛県東部の東予地方「新居浜市」と「西条市」、「四国中央市」を舞台にしていて、2019年4月20日から11月24日まで開催されている地域振興イベントなんだそうです。

いろいろ調べてみると、愛媛の東予エリアって西日本最高峰の石鎚山があったり、湖もあれば、瀬戸内海もあるという、アウトドア好きにはたまらないフィールドだったんですよ。シコチューにはアウトドアショップもあるから寄ってみようよ

シコチューって、なになに? ピカチュー? そこどこ? 知らない町はテンション上がるよね。

四国中央市のことを「シコチュー」って言うんだよ、昔から金属や、製紙業を中心とした「ものづくり産業」のエリアとしても全国的に有名なんだって。

えひめさんさん物語」は新居浜市、西条市、四国中央市の3市の「地域の資産」とアート、アクティビティを融合させ、6つの物語(ジャンル)でさまざまなイベントを実施。「ものづくり物語」では合計18の企業が工場を特別公開。「子どもの物語」では子どもたちが「子どものまち」を作り上げ“東予で暮らす”ことを様々な視点から提案。「水の物語」では水の都と呼ばれる西条市を取り上げ、「あかがね物語」では東洋のマチュピチュと呼ばれる人気スポットの魅力に迫り、「紙の物語」では紙のまち・四国中央市で紙にまつわるアートパフォーマンスなどを実施。前回紹介した「マウンテンアカデミーin石鎚山」は「山の物語」に属し、ほかにも石鎚山脈をフィールドに多彩なイベントが展開される。地域の住民や企業、団体が主体となった90件を超える「チャレンジプログラム」も常時開催される。

〈えひめさんさん物語〉はそういった東予のよさを、参加者が旅をしながら自分の目と足を使っていろいろ体感できるイベントなんだそうです。

旅とイベントが融合した企画と聞けば、まずは行ってみないことには始まりません! というわけで、私たちは愛媛をめざすことになったわけです!

で、いきなり飛行機で飛んでもよかったんですが、せっかくだから、行き帰りの“旅”も楽しみたいということで、今回使うことにしたのが……。

前から一度乗ってみたいと思っていた夜行寝台特急「サンライズ瀬戸」! これで瀬戸内海を渡り、四国へと上陸するプランを立ててみました。ヤバい〜!楽しみすぎる!

サンライズ瀬戸の切符は、みどりの窓口にて1ヶ月前から予約購入することができます。窓口に行って切符を買うところから旅が始まるのもいい

 サンライズ瀬戸は、現在、国内唯一の毎日運行する「定期夜行寝台列車」。サンライズ出雲と連結し、東京を22時に出発、岡山で瀬戸と出雲に分離したサンライズ瀬戸は、瀬戸大橋を渡り、四国へと渡り、児島、坂出に停まり、終点高松には朝7時27分に到着。高松からは在来線の特急に乗り変え、愛媛に入り、愛媛新居浜をめざします。

夜行寝台のいいところは、仕事が終わったあとでも出発できて、翌朝には現地に着くことができるので、宿代の節約にもなるからいいよね。

時間があっても、お金のない私たちのような旅人にはうれしい交通手段だよね。宿代のことも考えれば、飛行機で行くよりも安くすむし、なにより寝台列車というのが旅心をそそるわ〜。

私たちが今回予約したシングルツインの寝台料金は、1部屋2人で14,830円、これに高松までの特急料金6,480円と、乗車券10,990円がかかる

 今回、旅の出発駅として選んだのは地元横浜駅。列車内では、車内販売や売店はないので、おつまみや夜食は、乗車前にしっかりと買っておきたいところ! もちろん運転をする必要もなく、乗り過ごしを心配することもないので、お酒でも飲んで、のんびり寝ていれば終点まで運んでくれる。
電車旅の定番といえば横浜名物の崎陽軒のシュウマイ弁当駅構内にある高級食材スーパー成城石井で車内パーティのための買い出し。時間があるので、ついつい買いすぎてしまう

昔はたくさんの夜行寝台列車が日本を走っていましたが、新幹線や高速道路、飛行機などの登場により、移動手段としての需要は減り、今では、定期運行する寝台列車は、サンライズ瀬戸と出雲だけ。岡山で分離することを考えれば、このホームを通過する列車はこの列車のみ。

キタ、キタ、キタ、キター ♪───O(≧∇≦)O────♪

今回利用したのは、シングル・ツインの個室。シングルと同タイプながら天井が高く、跳ね上げ式の2段ベッド、下段ベッドは折りたたんでソファにもなるので、リーズナブルに2人での利用できます。

高級感さえ漂う落ち着いた列車内は、部屋も廊下も清掃が隅々まで行き届き、とてもきれいでした。

ちなみに、列車内にはシャワーがあるんですよ!! 時間制のシャワーカードを買って使うそうですが、とても人気があり、すぐに売れ切れてしまうこともあるというので、列車に乗り込むとすぐに購入したほうがいいらしいです。

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ライター
Akimama編集部
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